日本一の花嫁行列 会津田島祇園祭

 

国指定重要無形民俗文化財の会津田島祇園祭は7月22日から3日間、南会津町田島地区で行われました。

2日目の23日は七行器(ななほかい)行列が催され、艶やかな花嫁衣装に身を包んだ女性らが通りを練り歩きました。

祭りは鎌倉時代(1185年頃)に領主長沼宗政が祇園の神(牛頭天皇須佐之男命)を居城鎮護の神としてまつり、田島鎮守の田出宇賀神社の祭りと共に行ったことが起源とされています。 

日本三大祇園祭の一つと称し伝えられ、七行器行列は「日本一の花嫁行列」とも呼ばれています。祭りの賄い献立にふきを多く使用することから、俗に「富貴祭=ふきまつり」とも称されます。

 また御神酒に濁酒を使用することから「どぶろく祭り」、屋台の運行が激しいことから「けんか祭り」とも呼ばれます。

編集後記 

まもなく梅雨が明け夏本番となりますね。今回は会津田島祇園祭りをご紹介いたしました。一度は訪れたい伝統行事です。福島は本当に広く、浜中会津で様々な伝統文化が根付いているのも魅力の一つですよね。昨年6月から発行を始め たニュースレター(NR)ですが、今後は生産者の皆様が日々の営農でのちょっとした工夫やこだわりもご紹介できればと思います。「こんな話あるよ!」という方いらっしゃいましたら、是非情報をお寄せください。今後とも皆様に楽しんで読んで いただけるNRにしたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。(菊池)